本を読むことで得られること

読書は癒しと何かに没頭ができる貴重な時間です。

中学校のときから、本はいろいろな経験をさせてくれました。

本によって自分の存在を否定していた時期を乗り越えられたし、
異世界に行ったような体験ができたり、
嫌いだった古典の世界に親しみを持てるようにもなりました。

なにかにどっぷりとハマる楽しさも教えてくれました。
物語に夢中になると時間を忘れ、
毎日のルーティンで飽和状態のようになっていた頭が、
新しい世界や言葉に刺激されて、読了後は日常が少し違ったように見えるようになります。

本のたたずまいにも惹かれるのです。
何も言わず静かなまま、
しかし読者がみずからその扉を開けば、優しく丁寧に応対してくれるような気がします。

気に入っている本を旅のお供にたずさえて、
刺激を受けすぎて疲れている時は、ページをめくれば自分に帰ってこれるような気がします。

自分が本好きということには最近まで気づいていなかったのですが、
30数年生きてきて、自分は本が好きな部類に入るんだと気付かされました。

多忙だった前職に一度区切りをつけ、久しぶりに時間があるこの機会に、
さまざまな本とふたたび巡り会っていこうと思います。



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