自分に合う働き方を選ぶと力が湧いてくる
10年ほど続けていた会社員を辞めて、いまは業務委託という形態で働いています。
収入は減りました。
しかし、自分のペースで働ける環境がとても気に入っています。
収入が減ることが怖くて、なかなか前職と決別できなかったのですが、
思い切って辞めてみたらなんてことはなく、穏やかで幸福な人生になりました。
たしかにもう少しお金があればなあと思う時もありますが、
そのへんは会社に頼らずなんとか自分で生み出す方法を考えていく予定です。
そのなにかしようと画策してそれを実行に移す体力と時間を持っていることにも幸せを感じます。
自分の目的や自分の夢を持つことで、こんなにも人生を生き生きと楽しめるものですね。
日本の約9割を占めるという会社員を辞めるのがこわかった
学生のころからフリーランスや自営業という働き方に興味がありました。
というのも、柔軟な働き方をしたいと思っていたからです。
そして、やりたいことをやりたいとも思っていました。
しかし、世の中の9割を占める働き方を体験してみたいとも感じていました。
その経験をしたからこそ、覚悟をもって迷いなく自営業者になれるとも感じました。
実際に新卒で企業に就職してみたところ、自分の肌には合っていないと思いました。
満員電車での通勤だったということもあったと思いますし、
周りに気を遣って行動したり、生理痛を理由にして休むことも難しい環境だったので、
常に何かを気にして生きているような、窮屈さがつきまといました。
おそらくわがままなのでしょうね。人一倍人生への期待値が高いのかもしれません。
自分の内側から湧き起こるものをもっとやってみたいという気持ちと、
慢性的な体調不良が続いたため、会社員生活7年目のころにやっと退社の決意をしました。
コロナもあって、その約2年後にようやく退職しました。
自分には合っていなかったけど、学ぶことも大きく、人と連携し協働することの大切さを体で覚えることができました。
辞めて3年目。国民保険や老後の資金。自由への代償。
1年間、ずっといきたかった語学留学へ行き、地元へ一旦帰ってきました。
そこでいまは塾講師として働いており、意識的に選択したわけではないのですが、
フリーランスの形態で講師の仕事をいただいています。
やりたいことに専念できるといいうことと、
自分でスケジュールを管理できるので残業もなくなりました。
給与は前職より下がりましたが、いま体も心も元気に生きることができています。
逆に収入が減ったせいか、必要なものだけ買うようになりました。
お金はもらえていたが激務な環境だと、
ストレス発散のために不要なものまで購入することもあったので、これは嬉しい副産物です。
そして、これまで会社に半分払ってもらっていた年金や健康保険なども自分で払うようになり、
よいいっそう自分のお金の管理に意識が向くようになりました。
老後の資金が騒がれていますが、そのことも真剣に考えるようになり、
それによって、自分の人生の最後までもに意識が向くようになりました。
忙殺されていたけれども会社に守られていた会社員生活に比べ、
自分の足で立っている感覚が強くなりました。
生きていくための野生のパワー?を自分の中に感じることもあったりして、活力が湧いてきています。
これから自分の足で立ってみて、
ダメになったときに備えて貯金や健康を死守しなければとも思います。
これはつまり自由の代償なんだろうなと思います。
自分に合わないことを削ぎ落としてみると、世界が開く
思い切って合わない環境とお別れしてみてよかったと思います。
自分が思っているより、収入が減ってしまうことは怖くなかったです。
必要ならば増やす手立てを考えればよいです。
辛い環境にいたままでは、そのためのアイデアもうまく浮かばないかもしれません。
ちょっとの貯金と、住む家さえあれば一旦は生活していくことができます。
わたしはありがたいことに実家があったので、そこで生活することができていますが、
貯金がなかったら、人生を変えるのにもっと時間がかかったとおもいます。
先のことをなにも考えずに人生を変えようとは言えませんが、
もし怖がっているのなら、一度しっかりと計画を立てて行動してみてください。
同じ状況が一生続くことなんで大抵ありえないとわたしは思っています。
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