TOEIC450から840へ上げた英文法学習
TOEIC450を叩き出したことのあるわたしが、
最近(2023/10) 840まで成長することができました。
2年前までIT企業の技術職として、
1日10時間勤務のたいへん多忙な日々だったのですが、
やっとTOEICで8割を超えることができました。
超基礎である「文法」から着手したことで、
そのあとは努力した分だけ順調にスコアが伸びていると思います。
今はまだ400点台で始めたばかりだけど、
これから800点台・900点台という高スコアを目指していこうという方は、
ぜひ参考にしてみてください。
400点代の人は文法から着手するのがおすすめ
英語の学習は、おおきく「発音」「文法」「語彙」の3分野です。
「語彙」は無限にあるので、すべての語彙の学習は永遠に続くといわれています。
しかし「文法」と「発音」は大きく時代が変わらない限り、
おそらくわたしたちが生きているうちは不変のものと考えます。
よって、まずは土台固めとして手厚く文法から着手して、
少しずつ発音や語彙も平行して続けるとのちのち楽だと思います。
自分が文法をあらためて勉強し始めたのは2019年ごろで、
退職する2021年まで、2年くらいは文法の学習をやっていたと思います。
当時のわたしは毎日10時間近く働いていたので、
時間がある方は自分次第でさらに早く終われると思います。
英語学習の目的をはっきりさせると継続できる
自分はなぜ英語を習得したいのか?
目的がはっきりすると向上しやすいです。
たとえ継続がつらくなっても、
自分の目的に立ち返って、その後のふんばりになりますし、
モチベーションが続きます。
私はその時、
退職後に語学留学をすることを目標に英語を勉強していました。
日本人以外の海外の人たちとも
親友になれるようなくらいの関係を築きたいと思っています。
なので、話すための英文法というコンセプトは、私の目標とぴったりでした。
おすすめの英文法書
本当に、勉強自体が久しぶりだったので、
書店に行って文法書をいろいろめくってみました。
参考書は、
自分が「好きだな」「この本なら最後までやってみたい」と
思えるものがいいと思います。
文法書というのは総じて分厚い本ですし、
文字ばかりで敬遠していたのですが、
「英語を話す」ということを前提としている「一億人の英文法」は必見の良書です。
TOEICに限らず、これから英語話者になろうという人は、
この本で強固な基礎を作ることができます。
ネイティブ話者の感情と文法とのつながりを知って
楽しく学ぶことができました。
その表現を使うときに心の中にある気持ちも一緒に理解できると、
文法に納得感がもてる=記憶に定着しやすい と思います。
また、多くの例文やコラムでも、
男子中高生に話しかけるような口調がおもしろく、
堅苦しくなく、ひとつの読み物として楽しませてもらいました。
著者の大西先生が出されている書籍は、
ネイティブ話者の心の内を解説してくれている内容が多く、面白いものばかりです。
文法書読了後
ちなみに文法の勉強を終えて、その後退職し、
カナダ入国後半年ごろに英語の資格試験を受けたのですが、
IELTS5.5(TOEIC600〜740相当)まで上がっていました。
※IELTSは、欧米でスタンダードな英語資格です
語学留学中は、
英語を使って日々のタスクを解決していったこともよかったかもしれません。
海外生活ができたことで、たしかにスコアアップのスピードは速くなりました。
ただ、クラスの中でも文法だけは、
スピーキングが得意な南米の生徒にも負けませんでした。
ネイティブの先生からは、
「あなたの英語は、使う動詞やニュアンスが他の日本人に比べて理解しやすい」
という嬉しい言葉もいただけたので、
文法書を踏破したのは無駄ではなかったなと思います。
まとめ
ここまで目を通していただいてありがとうございました。
多忙な生活を送りながらも、
TOEICのスコアを取得しなきゃいけない読者の方へ、
お役に立てていれば幸いです。
忙しいとなかなか時間も取れないですし、
焦ることもあると思いますが、
ぜひこれと決めた一冊を見つけて、楽しく基礎を習得してみてください。
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