心理学「シャンパンタワーの法則」まずは自分のグラスを満たして幸せになることから

人生において、まずは自分を満たしてあげることが大切なんだと、
20代の多忙な生活を送った経験から学びました。
「シャンパンタワーの法則」とは?

「シャンパンタワーの法則」というものを知っていますか?
これは主観的なものですが、
まず最初に自分の心を満たしてあげてから周囲の人々へ幸せの連鎖を広げていくことだととらえています。
イメージとしては、まず一番上にひとつのグラスが置かれてピラミッド型になっているシャンパンタワーがあります。
まず最初に「自分」というひとつのグラスに注いでいくことから、
あふれたシャンパンが「家族」や「友人」「同僚」へいきわたります。
まずは自分を大切にしようと思った理由
10代20代のころは、自分の意見が曖昧で流されやすい人間でした。
血液型の性格診断をそのまま信じたりして、
自分というものをわかった気でいました。
30代となった今から思えば
20代のわたしは本当に危うい人間だったのかもと思います。
自分の中で生まれた不安や違和感を見ないふりをして、
卒業して社会人になりました。
毎日10時間以上働き続けた結果、しっかりと体調を壊しました。
どこかに「20代だからまだ若い」という自分の驕りと、
自分の弱い部分を認めたくないという気持ちもあったんだろうと思います。
10年勤めた会社を辞めて、
世の中のスタンダードである会社員人生から抜けるのは勇気がいりました。
しかし、目先の成功だけ考えたり、
他人と比べて焦って自分のペースを乱すのは、
自分の人生じゃないと思い至りました。
自分自身がどんな人間なのか理解を深めた後、
自分はその環境で一生暮らしていくことはできないと気づき、
思い切って退職しました。
社会人生活の中で、人との交流や仕事の経験を通して、
感じたこと、体の反応など、
ゆっくりじわじわと自分について学ぶことができた10年でした。
入社してすぐは余裕がなくて他人を気遣うことがほとんどできず、
自分に余裕があって穏やかな状態だからこそ、
人に優しくできるのだということにも気づけました。
他人にも自分にも優しいこころで丁寧に向き合える人でありたいです。
周りのひとにいい影響を与えられる自分でありたいです。
自分も、自分の周りの人も大切に
まずは自分を満たして、こころもからだも温めること。
完璧は求めない許せるこころを持つこと。
自分を責めずに肯定すること。
自分の内側を豊かにしていくことで、
外の世界へ光を広げていけるんだと思います。
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