記憶したりじっくり思考する時には手書きがよいかもしれません

受験生の頃、世界史の自分専用まとめノートを作るのが好きでした。
イラストなども交えながら、夢中で作っていたのですが、
そのおかげもあってかセンター試験では97点を取ることができました。

しかし最近、ノートに書きながら英文法を勉強していたとき、
親指の関節を痛めたことがあります。

なのでもうパソコン主体で進めていこうと思ったのですが、
なんとなく頭に入ってこない感じがするのです。

タイピングという動作そのものが軽快で楽で、
読んでも理解できない場所をすっとばして打ち込んでいる気がします。

やはり自分で文字を書くことによって、
脳への直接的な影響ってあるのでしょうか。

ちょっと調べてみると、
やはり手書きでものを書く行為には
いくつかメリットがあることがわかりました。

手書きすることのメリット①

まず第一に、
パソコンでメモをとることよりも、
手書きの方が自分の言葉で理解してまとめられるようです。

たしかに大学受験のとき、
世界史の自分用まとめノートなどを作っていた時、

重要な内容を自分の言葉でまとめたことで
理解が深くなって、忘れづらくなったという経験があります。
長期記憶になって暮れたのか、試験でも良い結果を出すことができました。

それはパソコンでももちろんできることですが、
手書きだと、ノートのどこに書き込もうと自由ですし
頭に浮かんだものを即座に絵で表現できます。

文章の横にランダムに付け加えたりして、
とにかく自由自在でした。

勉強に没頭にしたのも、
その自由度のおかげもあった気がします。

気づきやアイデアが浮かぶと、
即座にノートに反映させて、
どんどん自分の理解が深まっていく作業にわくわくしていました。

手書きすることのメリット②

そのほかにいくつか挙げられるメリットは、

手書きすることで脳が活性化する
夢や目標を紙に書き出すことで具体的なイメージができる
頭の中のモヤモヤがすっきりする

ということがあります。

その中でひとつ自分が実感できたのは、
書くことで頭や心のモヤモヤがすっきりするということです。

考えが行き詰まったとき、
自分が今考えていること、
これからどうしたいのかを、
気持ちをせきとめることなく書くことがあります。

そうすると、
考えすぎていたことに気づいたり、
まだ言葉にしていなかった自分の願望が浮かび上がってきます。

自分の思考が紙にかかれることで、
もうひとりの自分が、
冷静に観察してくれているような気分です。

現在の自分がわかったところで、
次にやるべきこと・やりたいことへ向かって
前向きな気持ちになれることが多いです。

まとめ

社会人になってからずっとパソコンが相棒ですし、
当然、なくなっては困るものなのです。

しかし手書きして思考を整理したり、
もやもやを晴らしたりすることはこれから先も続けたいです。

お気に入りの手帳探し、
これからもやめなくていい大義名分ができました。

パソコンの良いところ、ノートの良いところ、
それぞれいいとこ取りで付き合っていきたいと思います。

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